こんにちは!ゴリラです。
「TOEIC対策に洋書の多読ってどうなの?効果ある?」
今回は、こんな疑問に答えます。
- TOEIC対策に洋書の多読が超効果的な件
- 洋書の多読でTOEIC対策する際の注意点
この記事を書いている僕は、現在TOEIC930点。
洋書を読むのが好きで、4年ほど毎日のように読んでいます。
こういった背景の僕が、「洋書の多読がTOEIC対策に効果的かどうか」について解説します。

Contents
TOEIC対策に「洋書」の多読が超効果的な件

結論から言うと、めちゃくちゃ効果あります。
実際、僕は洋書の多読でめちゃくちゃTOEICが伸びました。
洋書によって僕が感じた効果は2つあります。
- リーディングが速くなった
- 語彙力がついた
効果①:リーディングが速くなった
シンプルに、リーディングは英語を読めば読むほど速くなります。
洋書の多読で大量の英語を読むということは、リーディングのスピードが上がり、TOEICの問題を解くのも速くなります。
つまり、今現在「TOEICの問題は余裕で全て解き終わる」みたいな人には、TOEIC対策としてはあまり意味ないと思います。
ただ、「全然解き終わんない!」という方には、洋書の多読はめちゃくちゃ効果的です。
僕のケース:洋書を読みまくってたらTOEICが時間内に解き終わるように
僕は問題集を解くのがあまり好きではなかったため、洋書をリーディング学習として活用しました。
ぶっちゃけ趣味感覚で読んでいただけなのですが、3年くらい読んでいた所、以下のような変化がありました。
- 洋書を使い始める前
⇒TOEIC500点。リーディングは全然解き終わらない - 洋書を使い始めた後
⇒TOEIC930点。リーディングが時間内に全て解き終わる
効果②:語彙力がついた
洋書を読むということは、それだけ多くの英単語に触れるということです。
多くの英単語に触れるということは、自然と自分の語彙力も増えていきます。
もちろん、TOEICはビジネス英語なので、洋書とは出てくる単語の傾向がやや違います。
とはいえ、TOEICも「全ての単語がビジネス英語」というわけではなく、共通している単語も多いのもまた事実です。
僕のケース:単語帳をほとんどやらずにTOEIC930点を取得
もちろん完全に0というわけではないですが、洋書など他の勉強時間に比べるとほぼ0みたいな感じです。
基本的に、洋書とか英会話とか海外ドラマで出てきた英語を覚えて試験に挑みました。
というのも、洋書を読んでいたのもあり、語彙力がそれなりについていたと感じていたからです。
実際、TOEIC試験でも単語がわからなすぎて困るということは無かったですし、個人的には洋書でも結構対応できるという感想です。
洋書の多読はストレスのない勉強
たまにある意見として、「洋書なんか読むよりTOEICの問題集解いてた方が効率良いよ」というのがあります。
実際、僕もTOEIC対策だけしたいなら、TOEICの問題集を解きまくる方が効率が良いと思っています。
ただ、洋書には「ストレスがない・楽しい」という最大のメリットがあります。
極端に言えば、英語で小説とかを読んで楽しんでいるだけで英語が勝手に上達するわけです。
洋書の多読であれば長時間勉強しやすい
例えば、「TOEICの問題集を毎日1時間解け」と言われたら、結構辛いと思います。
というか、1ヶ月も達成できずに挫折してしまう人も多いはずですし、僕は30分でも辛かったです。
一方、「洋書を毎日1時間読め」であれば、めちゃくちゃハードルが下がると思います。
勉強は効率も大事ですが、そもそも勉強にストレスを感じて勉強が進まなかったら意味ないです。
その点、洋書は楽しいと感じる人が多く、比較的続けやすい勉強だと思います。
実際、僕も洋書を読み始めてから明らかに勉強時間が増え、英語の上達も速くなりました。
洋書の多読でTOEIC対策をする際の注意点

注意点は4つあります。
- 比較的簡単な洋書を選ぶ
- 返り読みをしない・日本語に訳さない
- 楽しいと思える洋書を選ぶ
- できるだけKindleを使う
注意点①:比較的簡単な洋書を選ぶ
理由はシンプルで、難しい洋書だと全然読み進められないからです。
楽しく多読できるのがメリットなのに、難しくてわけわかんない本を選んでしまうと挫折します。
「わからない所は読み飛ばせば良い」と思うかもですが、わからない所だらけで読み飛ばしてしかいなかったら、読んでないのと同じです。
8割くらい理解できる簡単な洋書を選び、意味をしっかり理解しながらサクサク読んでいくのがオススメです。
なお、以下の記事でおすすめの洋書を「レベル別」にご紹介しています。

注意点②:返り読みをしない・日本語に訳さない
洋書を読む際に、文章を行ったり来たりしながら読む、「返り読み」や「日本語に訳しながら読む」ということは避けましょう。
返り読みや日本語に訳すことばかりしていると、癖がいつまでたっても抜けません。
そして、返り読みというのは1文を行ったり来たりするわけですから、極端に言えば読む量が数倍に増えてしまうわけです。
日本語の場合も、「英語を見る⇒日本語に変換する」という手間が必要なため、読むスピードがグッと遅くなります。
これでは洋書でいくら読むスピードが速くなったとしても限界があるので、まずは癖をなくすことをおすすめします。
英語脳になると返り読みしなくなる
英語を英語のまま理解する「英語脳」になると、返り読みをしなくなり、日本語にも訳さなくなります。
よって、まずは英語脳になれるように練習することをオススメします。
詳しくは以下で解説しています。


注意点③:楽しいと思える洋書を選ぶ
繰り返しになりますが、洋書の多読は楽しいからこそ意味があります。
読んでて苦痛だったら、勉強時間も減りがちですし、継続も難しいです。
それであれば、ぶっちゃけ洋書で勉強する必要はないと思うので、選ぶときは楽しいと感じる洋書を選びましょう。
注意点④:できるだけKindleを使う

理由は、タップしたら1秒で英語の意味が出てくるからです。
洋書を読む際、「わからない単語は調べるべき?」という質問がよくあります。
そして、「いちいち調べてたら先に進まないから調べなくて良いよ」という回答も必ずあります。
ただ、Kindleだったらタップして1秒で単語の意味が出てくるため、ふつうに調べながら読めば良いです。
洋書に関しては、紙と電子書籍であれば、確実に電子書籍の方が使いやすいと思います。

なお、スマホでも読めますが、専用のタブレットを使う方が圧倒的に読みやすいです。
もし本格的に読みたいなら、タブレットを使う方が良いと思います。
まとめ:TOEIC対策に洋書の多読を取り入れよう
最後にまとめます。
洋書の多読がTOEIC対策に良い理由
- リーディングが速くなる
- 語彙力がつく
洋書の多読でTOEIC対策する際の注意点
- 比較的簡単な洋書を選ぶ
- 返り読みをしない・日本語に訳さない
- 楽しいと思える洋書を選ぶ
- できるだけKindleを使う
こんな感じです。
洋書の多読はTOEIC対策にめちゃくちゃ効果的だと思いますし、実際に僕は洋書でめちゃくちゃ伸びました。
今現在、「TOEICの勉強がつまらなくて辛い」という方は、洋書を使う事で世界が変わるかもしれません。
洋書は1冊数百円とかで買えるなど、リスクなくチャレンジできるため、試してみるのもアリだと思います。
海外ドラマを使うのもアリ
なお、同じ「楽しく大量の英語に触れられる」という勉強に「海外ドラマ・映画を見る」というのがあります。
洋書みたく、僕は海外ドラマ・映画でリスニングがめちゃくちゃ伸びたので、洋書とあわせて試してみると良いと思います。

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