こんにちは!TOEIC930のゴリラです。
「英文を日本語に訳さないで理解できるようになるためには、どうしたらいい?」
こんな事をよく聞かれます。
要は、英語を見たり・聞いたりする際に和訳してしまうということですよね。
和訳してしまうと、リスニングについていけなくなったり、英語を読むスピードが遅くなったりなど、あまり良いことが無いです。
そこで今回は、英語を英語のまま理解する、すなわち英語脳の作り方について解説しようと思います。

Contents
英語脳の作り方!英語を日本語に訳さないで理解するための勉強法

英語を日本語に訳さないで理解する勉強法(英語脳の作り方)を簡単にまとめるとこんな感じです。
- スラッシュリーディング
⇒英語の語順のまま英語を理解する練習 - 音読&多読
⇒英語を日本語に訳さないで理解する練習
それでは、1つずつ説明していきます。
スラッシュリーディング
英語初心者であればまずは、「スラッシュリーディング」から始めるのがおすすめです。
スラッシュリーディングとは、「文章に区切りを入れながら読む」という方法です。
前置詞やカンマ(,)などの文章の区切りにスラッシュを入れ、スラッシュの塊ごとに訳していきます。
スラッシュを入れなくても読めるならOKですが、文章が長くなるにつれスラッシュを入れた方が読みやすくなると思います。
When I was 20, / I visited my uncle / in England.
(私は20歳の時/おじを訪ねた/イギリスの)
⇒スラッシュの塊ごとに頭から訳していく
スラッシュリーディングを練習すると、「英語を頭から翻訳するクセ」がつきます。
日本語脳の人は、1つの英文を行ったり来たりして和訳していくと思います。
ただ、英語を英語のまま理解するためには、英語の語順で文章を読めるようにならなくてはいけません。
ただ、「いきなり返り読みをするな!」と言われても、初心者の場合は難しいと思うので、まずはスラッシュリーディングで慣れていくのが良いです。
スラッシュリーディングで英文を英語の語順のまま和訳できるようになれば、英語脳を作るための準備ができます。
ぶっちゃけ、自分が読みやすくなると思ったところに感覚でスラッシュを引けばOKです。
スラッシュリーディングが出来るようになることが目的ではなく、英語の語順のまま理解できるようになるのが目的です。
なので、そこまで細かいことは気にしなくてOKです。
もしわかんない!って方は、以下のルールに従ってスラッシュを引いてみてください。
- 前置詞の前
- 過去分詞の前
- 接続詞の前
- 関係詞の前
- 不定詞の前
- 動名刺の前
- カンマ(,)の後
【スラッシュの例】
Today, / there are many kinds of tea / in the world. Recently, / macha has become more and more popular / around the world. In 2014, / two american brothers / in NY / opened a macha cafe there.
(今日 / 色んな種類のお茶がある / 世界には。 最近だと / 抹茶がどんどん人気になってきている / 世界中で。 2014年には / 2人のアメリカ人兄弟が / ニューヨークの / 抹茶カフェをオープンした。)
音読
英語を和訳しないで理解できるようになるためには、「音読」も非常に効果的です。
英文を声に出して読むということで、自分を以下の状況に追い込めます。
- 返り読みがそもそもできず、英語の語順通りに理解せざるを得ない
- 英語を口に出す事に気を取られ、和訳を考えるのが難しい
特に、「和訳を考えるのが難しい」というのが個人的に気に入っているポイントです。
実際にやってみればわかりますが、英語を声に出して読みながら頭の中で和訳するって結構難しいです。
音読するということは、
- 「目で英語を見る」
- 「口から英語を発する」
- 「発した英語を耳で聞く」
という状況になるため、この状況で頭の中で和訳しようとするとわけわかんなくなります。
少なくとも、僕はできないですね・・・
この、「英語のまま理解せざるを得ない状況になる」というのがすごく良く、音読を丁寧に継続していれば自然と和訳しなくなります。
ただ、1つ注意しなくてはいけないのが、意味を理解しながら読まないと全く意味がないということです。
和訳しないで英語を理解するためには、英語を英語のまま理解する練習をしなくては出来るようになりません。
音読の目的は、ただ英文を声に出す事ではなく、声に出す事で頭の中で和訳しずらくなる環境ができ、英語のまま理解する練習になるということです。
なので、ただ何も考えずに声に出すだけでは意味がないので、必ず英語のまま意味を理解しようとしながら音読するのがコツです。
多読
英語を和訳しないで理解できるようになるためには、「多読」も非常に効果的です。
以下の2つを意識しながらたくさんの英語を読むことで、自然と英語脳へと変わっていくはずです。
- ゆっくりで良いから返り読みをせず、英語の語順のまま理解する
- できるだけ和訳しないで読む
多読の最大のメリットは、「楽しい」ということです。
洋書でも英語サイトでも、好きな内容の英語を読めばOKなので、「楽しんでたらいつのまにか勉強になってた」という感覚に近いかもしれません。
スラッシュリーディングも音読もめちゃめちゃ良い勉強になりますが、苦痛で挫折するくらいなら多読をメインにやるのがおすすめです。


注意点:英語を日本語に訳さないで理解する勉強法

ここまで英語を日本語に訳さないで理解する勉強法(英語脳の作り方)について触れてきました。
ただ、ご紹介した勉強法を行う上で必ず意識してほしい注意点が2つあるのでご紹介します。
なるべく簡単なレベルの英語から始める
最初はなるべく簡単なレベルの英語から始めると良いです。
英語を日本語に訳さないで理解しようとしても、最初は結構難しくてできないと思います。
なので、日本語に訳さなくても余裕で理解できるくらいの英文からスタートし、徐々に慣れていくのがおすすめです。
英語のまま理解するというのは慣れの部分もかなり大きいので、数をこなしていけば自然と慣れていき、最終的には難しい英語でも和訳が不要になるはずです。
ゆっくりでいいので日本語に訳さないで理解する
英語脳を作るために、たとえ時間がかかっても良いので日本語に訳さないで理解しながら勉強を進めるのが重要です。
日本語に訳さないで理解できるようになるためには、日本語に訳さないで理解する事に慣れないと何も始まりません。
音読をするにせよ、多読をするにせよ英語のまま理解しながら勉強を進めることが必須です。
僕も最初の頃は1文読むのですら英語だけで理解しようとすると結構時間がかかってました。
ただ、最初は時間がかかっても慣れれば早くなりますし、最終的には日本語に訳すよりも早く読めるようになるはずです。
最初に紹介した「スラッシュリーディング」の場合は和訳してOKだと思います。
先ほども触れましたが、スラッシュリーディングの目的は「英語の語順のまま理解できるようになる」ということです。
そもそも和訳OKでも英語の語順のままじゃ理解できない場合、英語を英語のまま理解するのって難しいです。
なので、スラッシュリーディングで英語を頭から訳せるようになる練習をするのがおすすめです。
まとめ:英語脳の作り方!英語を日本語に訳さないで理解するための勉強法
- スラッシュリーディング
⇒英語の語順のまま英語を理解する練習 - 音読&多読
⇒英語を日本語に訳さないで理解する練習
今回は、英語を日本語に訳さないで理解するための勉強法(英語脳の作り方)について解説しました。
英語を英語のまま理解できるようになると、英会話もリスニングもリーディングも圧倒的にやりやすくなります。
英語脳を作るのはそこそこ時間がかかりますが、時間をかける価値は絶対にあると思うので、コツコツ勉強をしていくのがおすすめです。
今回は以上です!
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