コラム

【体験談】英語脳とは?メリット・デメリットは?僕の感想をご紹介!

パンダ君
パンダ君
英語脳とは何?メリットとかあるの?
Mr.ゴリラ
Mr.ゴリラ
英語を英語のまま理解する能力のこと!メリット・デメリットも紹介するね!

こんにちは!TOEIC930のゴリラです。

今回は、英語学習をする上で絶対に欠かせない「英語脳」について解説しようと思います。

英語脳が身に着くと英会話・リーディング・リスニングなど本当に色んな部分で役立ちます。

また、僕は元々英語脳だったのではなく、日本にいながら勉強して英語脳になりました。

なので「英語脳になるとどんなメリットがあるのか?」など僕の体験も含めてご紹介していきます。

この記事の内容
  1. 英語脳とは?
  2. 英語脳のメリット
  3. 英語脳のデメリット
  4. 英語脳になるには?

英語脳とは?

英語脳とは、「英語を日本語に訳さず、英語のまま理解する能力」のことです。

ふつうは英語で何か聞かれた場合、頭の中で日本語に訳すことから始まると思います。

そして、回答を日本語で考え、英語に変換して口から出すというステップですね。

しかし、英語脳だと英語のまま理解できるため、日本語に翻訳するという作業がいらなくなります。

日本語で何か聞かれた場合って、他の言語にいちいち変換することはないと思いますが、英語でも同じようなことができるようになります。

英会話の例

【日本語脳のイメージ】

  1. 英語で頭にインプットする
  2. 頭の中で質問を日本語に訳す
  3. 頭の中で回答を日本語で考える
  4. 頭の中で回答を英語に訳す
  5. 英語で口からアウトプットする

【英語脳のイメージ】

  1. 英語で頭にインプットする
  2. 頭の中で回答を英語で考える
  3. 英語で口からアウトプットする
Mr.ゴリラ
Mr.ゴリラ
英語脳だと作業が2個も減るし、かなりスピードアップするのが想像できるよね!

英語脳のメリット

僕が英語脳になったことで感じたメリットを簡単にまとめると、こんな感じです。

  1. 英会話のテンポが良くなる
  2. リスニングについていけるようになる
  3. リーディングが速くなる
  4. 細かいニュアンスを理解できるようになる
  5. 英語と触れていても疲れにくくなる

それでは、1つずつ説明していきます。

メリット1:英会話のテンポが良くなる

英語脳のメリットに「英会話のテンポが良くなる」というのがあります。

英語を聞いたときに日本語に翻訳する時間も不要ですし、回答を頭で日本語で考えて英語に変換する時間も不要です。

英語を聞き・英語のまま考え・英語で回答するわけですから、レスポンスがめちゃくちゃ早くなります。

実際の会話はテンポの良さが重要

僕が英語脳ではなかったときは、英語で何か聞かれたりしても回答するのに何秒もかかっていました。

Mr.ゴリラ
Mr.ゴリラ
日本語に変換したり、英語に変換したりなど、作業が多いからどうしても時間がかかるんだよね

たかが数秒・・・と思うかもしれませんが、会話の中の数秒ってめちゃくちゃ大きいです。

友達との会話でも、こっちが質問したことに対して常に5秒くらい間があったら、かなり違和感を感じると思います。

この「間」というのが英語脳であれば必要ないため、英会話がめちゃくちゃスムーズになります。

英会話がスムーズになるというのは結構大きく、外国人との会話とかも弾みやすくなります。

なので、英語脳だと外国人の友達とかも作りやすくなるというメリットもあります。

メリット2:リスニングについていけるようになる

2つ目の英語脳のメリットは、「リスニングについていけるようになる」ということです。

例えばTOEICなどの英語試験のリスニングテストで、「英語が早くて理解が追い付かない!」といった経験はありませんか?

僕はめちゃくちゃありました。日本語に変換しないと理解できないわけですから、もう英語を聞いたときは大忙しです。

日本語に翻訳するのに時間もかかるし、翻訳に気を取られて肝心の英語を聞き逃すこともしばしば・・・

Mr.ゴリラ
Mr.ゴリラ
英語を聞きながら日本語を考えるって結構難しいよね。わけわかんなくなる

これが、英語脳だと英語だけに集中すれば良いので、劇的にリスニング力が向上しました。

もちろん、今でもついていけないことはよくありますが、過去に比べると別人のように英語が頭に入ってきます。

TOEICのリスニングくらいであれば、「ついていけなくて聞き逃しちゃった!」なんてこともほぼなくなりました。

Mr.ゴリラ
Mr.ゴリラ
英語脳になるだけでもリスニングの点数は結構上がると思うよ!

メリット3:リーディングが速くなる

3つ目の英語脳のメリットは、「リーディングが速くなる」ということです。

これもリスニングと同じで、「日本語に翻訳する」という過程がいらないので、読むのが圧倒的に速くなります。

文章の返り読みもなくなる

英語と日本語って語順が違いますよね。

例えば、「I like baseball.」という簡単な英語でも、日本語なら「私は好きです野球が。」となります。

なので、日本語脳のまま英語を読むと、英語を文頭から行ったり来たりする「返り読み」が必要になってしまいます。

パンダ君
パンダ君
たしかに、英語を読むときに同じ文を何往復もしてるかも

英語脳であれば、英語のまま理解できるので返り読みもしなくなります。

僕はこの「返り読みが不要になった」という事が大きく、リーディングスピードが過去と比べて数倍になった感覚です。

Mr.ゴリラ
Mr.ゴリラ
単純に考えて、1つの文章を返り読みで1往復したら文章量が2倍になるのと同じだしね

過去の僕みたいに返り読み癖がある人とかは、英語脳になるだけでリーディングがびっくりするくらい早くなると思います。

メリット4:細かいニュアンスを理解できるようになる

4つ目の英語脳のメリットは、「細かいニュアンスを理解できるようになる」ということです。

日本語と英語って全然違う言語なので、完全に翻訳しきれない言葉もあります。

例えば「Sweetheart」「Bless you」などですね。

何が言いたいのかはイメージできても、日本語に訳せって言われると難しいです。

逆に日本語でいえば、「お疲れ様」なんかは有名ですよね。

英語には無い言葉なので、言っている意味はわかるけど英語に翻訳するのは難しいです。

このように、どうしても翻訳しきれない細かいニュアンスも、英語脳なら言っている意味をイメージできるので理解できるようになります。

メリット5:英語と触れていても疲れにくくなる

5つ目の英語脳のメリットは、「英語と触れていても疲れにくくなる」ということです。

日本語脳だと、英語を日本語に翻訳したり、日本語を英語に翻訳したり・・・など、結構手間ですよね。

Mr.ゴリラ
Mr.ゴリラ
短時間なら良いけど、これが長時間になるとかなり疲れる

英会話とか、「日本語に翻訳しなきゃ」「英語に翻訳しなきゃ」「はやく返答しなきゃ」みたいな感じで忙しすぎます。

もう5分くらい話したらぐったり・・・なんてこともよくありました。

英語脳であれば、「翻訳」という無駄な労力が一切不要になります。

僕の場合は長い時間英語に触れていても疲れにくくなったため、英語に触れる時間そのものも増えました。

英語に触れる時間が増えれば英語も上達しやすくなるため、結構良い循環ができているかなと思います。

英語脳のデメリット

英語脳になるには、少なからずデメリットもあると感じました。

デメリットを簡単にまとめるとこんな感じです。

  1. 習得に時間がかかる
  2. 急に日本語が入るとわからなくなる

デメリット1:習得に時間がかかる

一番のデメリットは「習得に時間がかかる」ということですね。

英語脳になった後のデメリットというよりも、英語脳になるためのデメリットに近いですが、要するに結構大変です。

今まで日本語で考えてたものを英語だけで考えるわけなので、それなりに時間が必要です。

Mr.ゴリラ
Mr.ゴリラ
少なくとも、明日・明後日には英語脳に!というのは絶対に無理!
僕は数か月~1年くらいかかった

僕の場合は、英語脳になるのに約数か月~1年くらいはかかったと思います。

日本語に翻訳するクセを無くさないとな・・・と思って勉強していたのですが、いつのまにか「あれ?日本語に翻訳するクセが消えてる?」と気づいた感じです。

なので、正確に何か月かかったかは不明ですが、ざっくり数か月~1年くらいかなと思います。

ただ、僕は昔から英語が得意だったわけでもなく、留学経験も一度もありません。

なので逆に言えば、「時間をかければ誰だって英語脳になれる」ということだと思います。

デメリット2:急に日本語が入るとわからなくなる

これは僕が感じたデメリットではなく、友人が感じたデメリットですが、「急に日本語が入るとわからなくなる」だそうです。

例えば留学してずっと英語のみに触れていた時など、ふと日本語が聞こえてきたときに一瞬理解できなくなるらしいですね。

「あ!これ日本語じゃん!」という感じで思考回路を切り替えてから反応するようで、何回も繰り返すと結構疲れるみたいです。

とはいえ留学するなど、長時間英語に触れ続ける環境じゃないと感じないデメリットだと思うので、そんなに気にしなくて良いかと思います。

英語脳になるには?

英語脳になるには、英語を英語のまま理解できるようにならなくてはいけないので、

  1. 英語を英語の語順で理解できるようになる
  2. 英語を和訳せずに理解できるようになる

この2つのスキルが必要です。

そして、この2つのスキルを磨くためには以下の勉強法がおすすめです。

  • スラッシュリーディング
    ⇒英語の語順のまま英語を理解する練習
  • 音読&多読
    ⇒英語を日本語に訳さないで理解する練習

勉強法の詳細については以下の記事で解説しているので、参考にしてください。

【英語脳の作り方】英文を日本語に訳さないで理解する3つの勉強法 こんにちは!TOEIC930のゴリラです。 「英文を日本語に訳さないで理解できるようになるためには、どうしたらいい...

まとめ:英語脳とは?なるには?メリットは?

この記事のまとめ

【英語脳とは?】

  • 英語を日本語に訳さず英語のまま理解する能力

【英語脳のメリット】

  1. 英会話のテンポが良くなる
  2. リスニングについていけるようになる
  3. リーディングが速くなる
  4. 細かいニュアンスを理解できるようになる
  5. 英語と触れていても疲れにくくなる

【英語脳のデメリット】

  1. 習得に時間がかかる
  2. 急に日本語が入るとわからなくなる

今回は英語脳とは?から、英語脳のメリット・デメリット・なり方について解説しました。

繰り返しになりますが、英語脳は英会話・リーディング・リスニングなど全てのスピードアップに繋がる必須スキルです。

習得は大変かもしれませんが、それ以上のリターンがあります。

それに、英語脳は日本にいながらでも習得できる能力なので、迷ったらとりあえず勉強を始めてみるのが良いと思います。

今回は以上です!

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