こんにちは!パーソナルトレーナーのゴリラです。
「筋肉にはブロッコリーが良い!」こんな言葉を聞いたことはありませんか?
実際、ボディビルダーってブロッコリーをいつも食べてるようなイメージがありますよね。
そこで今回は、「なぜボディビルダーはブロッコリーを食べるのか?」をテーマに、効果・摂取量・食べ方などを解説します。
Contents
なぜボディビルダーはブロッコリーを食べるの?効果は?

「なぜボディビルダーはブロッコリーを食べるのか?」
これは主に以下4つが理由です。
- エストロゲン抑制の効果
- タンパク質が多い
- 食物繊維が多い
- ビタミンCが多い
エストロゲン抑制の効果
ブロッコリーに含まれる「インドール- 3-カルビノール(I3C)」と「インドリルメタン」には、女性ホルモンであるエストロゲンを抑制する効果があります。
エストロゲンは女性らしい身体を作るために必要なホルモンです。
つまり、エストロゲンは筋肉の発達を抑えて脂肪をためやすくするなど、筋トレ好きからするとあまり嬉しくない効果があります。
そんなエストロゲンをブロッコリーが抑制するということなので、正直驚きの効果ですね。
タンパク質が多い
ブロッコリーはタンパク質の含有量がめちゃくちゃ多いです。
ブロッコリーには100gあたり4.3gのタンパク質が含まれているのですが、他の緑黄色野菜と比較してもトップレベルの量です。
<代表的な緑黄色野菜の栄養成分>
食品 | タンパク質 (100gあたり) |
ブロッコリー | 4.3g |
アスパラガス | 2.6g |
にんじん | 0.7g |
トマト | 0.7g |
ホウレンソウ | 2.6g |
かぼちゃ | 1.6g |
野菜からタンパク質を確保できるのは正直ありがたいですよね。
特に減量中なんかは食べられるものが限られるので、野菜のような低カロリーな食品からタンパク質を摂取できるのは大きいです。
食物繊維が多い
ブロッコリーは100gあたり4.4gの食物繊維が含まれており、食物繊維の量がとても豊富です。
食物繊維は血糖値の上昇を遅らせたり、コレステロールや中性脂肪が腸内で吸収されるのを防いでくれる効果があります。
また、食物繊維は胃の中で水分を吸収することで膨らみ、満腹感を得ることができます。
なお、代表的な緑黄色野菜と比較しても食物繊維が圧倒的に多いので、ブロッコリーなら効率良く食物繊維を摂取できます。
<代表的な緑黄色野菜の栄養成分>
食品 | 食物繊維 (100gあたり) |
ブロッコリー | 4.4g |
アスパラガス | 1.8g |
にんじん | 2.8g |
トマト | 1.0g |
ホウレンソウ | 3.6g |
かぼちゃ | 2.8g |
ビタミンCが多い
ブロッコリーはビタミンCが大量に含まれています。
ビタミンCには疲労回復効果や免疫力UPの効果があります。
筋トレをすると疲労もたまりますし、免疫力が落ちて体調を崩しやすくなるため、特にボディビルダーのような激しい筋トレをする方には必須な栄養素ですね。
なお、ビタミンCといえばレモンですが、その含有量は実はブロッコリーの方が上です。
しかもレモン100g食べるのは結構きついですが、ブロッコリーなら結構簡単なので、食べやすさ面でもブロッコリーの方が上です。
<代表的な緑黄色野菜+レモンの栄養成分>
食品 | ビタミンC (100gあたり) |
ブロッコリー | 120mg |
レモン | 100mg |
アスパラガス | 15mg |
にんじん | 8mg |
トマト | 15mg |
ホウレンソウ | 30mg |
かぼちゃ | 16mg |
ブロッコリーの1日の摂取量は?

一般的によく言われるのが、ブロッコリーは「1日100g程度」食べるのが良いということです。
ブロッコリーに含まれる栄養成分の量や、現実的に食べられる量などを考えて100gとして設定している人は多いようです。
実際、ボディビルダーやフィジーク選手を見ても、100gというのはそれなりに妥当な量なのかなと思います。
世界トップクラスの選手を見ても、ブロッコリーを毎日大量摂取している様子は無さそうです。




ブロッコリーを食べすぎて起こる悪影響で代表的なものは2つあります。
- 体臭の悪化
- 甲状腺機能の低下(疲れや憂鬱感を覚える)
ただ、以下の理由によりほとんど気にする必要はないようです。
【体臭の悪化】
- 1日1kg以上などの過剰摂取した場合に発生
【甲状腺機能の低下】
- 生のブロッコリーを過剰摂取した場合に発生
1日100gどころか、その倍の200g摂取したとしても身体への悪影響はほとんどないと考えられます。
ブロッコリーの食べ方は?

ぶっちゃけ食べ方は自由です。
ブロッコリーは生でも食べられるので生でもOKですし、茹でても焼いてもOKです。
「生じゃないと栄養が破壊されるからダメ!」って話もありますが、世界のボディビルダーとかを見てると、みんな焼いたり茹でたり好きなように食べているイメージです。
なので、自分が食べたいように調理して食べるのが良いと思います。
なお、ブロッコリーって値段が結構高いですし、小分けにするのが結構面倒な野菜です。
なので、こういった感じの冷凍ブロッコリーを使うとコスパがめちゃくちゃ良いです。
安くて保存もききますし、調理も一瞬なのでめっちゃ捗ります。
まとめ:なぜボディビルダーはブロッコリーを食べるの?
いかがでしたか?
今回は、「なぜボディビルダーはブロッコリーを食べるのか?」をテーマに、効果・摂取量・食べ方などを解説しました。
ブロッコリーは栄養成分がとにかく良く、「とりあえず野菜が足りないからブロッコリーを食べとくか」という事ができるのでめちゃくちゃ便利な野菜です。
ボディビルダーはもちろん、世界中の筋トレ好きから愛されている野菜でもあります。
この記事をきっかけに、あなたも是非ブロッコリー生活を試してみてください!